このファンドは安全か?

大家どっとこむ×FunFund6号、投資すべきか

大家どっとこむからFunFund6号が5月31日12:00より抽選式で募集開始されます。

業者が語らない現役のサラリーマン投資家の目線で今回のファンドを分析してみました。

投資しようかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。

ガチで解説しています

アカツキ
アカツキ

本ページの内容は、個人の見解であって投資結果を保証するものではありません。
投資にあたっては自己責任で判断するようお願いいたします。

【結論】完全インカム型で安全性はかなり高くおすすめ

今回のファンドで運用する物件は、1号ファンドと同じ物件です。

賃貸収入を分配原資とする完全インカム型のファンドで安全性はかなり高いと思います。

利回り7%と高めで、余程のことがない限り元本はもちろん分配金も棄損する可能性が低いファンドです。

私も投資します

アカツキ
アカツキ

それでは具体的に解説していきます。

大家どっとこむ×FunFund6号の概要

まずは、概要です。

ファンド名大家どっとこむ×FunFund#6
予定利回り(年利)7.0%
運用期間6ヶ月(2024/6/21 ~ 2024/12/20)
募集金額40,000,000円
劣後比率24%
募集形式抽選式
募集期間2024/5/31 12:00 ~ 2024/6/7 12:00
分配回数一括
物件種別1棟アパート
物件住所神奈川県横浜市神奈川区浦島丘6番55

今回のファンドは、

  • 大家どっとこむは、2号事業者
  • FunFundが、1号事業者

であるため、実際に不動産を運用するFunFundの運営会社の信頼性を判断する必要があります。

事業者の信頼性:★★★★☆

事業者は信頼できる?

運営は設立25年弱の不動産会社

運営会社は「株式会社 フロンティアハウス」です。

2022年12月にTOKYO PRO Marketに上場しています。

1999年設立の総合不動産会社で、

  • 投資用不動産の開発・分譲
  • 土地仕入・建築・販売・リーシング・賃貸管理

と、不動産クラウドファンディング事業以外の事業を展開しています。

2024年1月より不動産クラウドファンディング事業として、「FunFund」の運営を開始しています。

他の事業者と異なり、1号事業者として不動産運用のみに関与しており、集客を担当する2号事業者としては「大家どっとこむ」と協業するスキームで運営しています。

「1号事業者」「2号事業者」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

1号事業者と2号事業者とは何か
不動産クラファンの1号事業者、2号事業者とは何か?

2024/5/8  

「1号事業者、2号事業者ってなに?」 「とにかく利回りが高いファンドに投資しておけばOK」 と思っていませんか? 今回は、不動産クラウドファンディングにおける1号事業者と2号事業者について解説しました ...

経営状況は下降気味だが心配するほどではない

株式会社 フロンティアハウスの直近2期の経営状況は次の通りです。

決算期売上高
(百万円)
当期純利益
(百万円)
純資産
(百万円)
自己資本
比率
2022年6月期5,5072061,03215.0%
2023年6月期4,9781661,19413.4%

直近の業績は少し下降気味のようです。

自己資本比率もあまり高くないのが気がかりではありますが、例えば1年以内の倒産リスクがあるかという観点では安心できるレベルだと思います。

ファンド運営の実績はこれから

サービス開始以降、半年もたっていませんが、すでに6ファンドを組成しています。

月1~2件のペースで募集しており、積極的にファンドを運営しています。

FunFundのファンド実績
FunFundのファンド数

事業者の信頼性は問題なし

FunFundを運営する会社は、

  • 不動産事業を営む25年プレイヤー
  • 経営状況は心配するほどではない
  • サービス開始したばかりだが積極的に運営

しているため、事業者としての信頼性は全く問題ないと思います。

自社ブランドの投資用不動産を開発・分譲している会社なので、不動産運用の実力にも問題なく安心して良いと思います。

ファンドの安全性:★★★★★

このファンドは安全か?

FunFund#1と同じ1棟アパートが対象

  • 物件名称:PALACE東神奈川
  • 物件所在地:神奈川県横浜市神奈川区浦島丘6番55
  • 駅徒歩:京急線「神奈川新町」駅 徒歩8分
  • 築年月:1992年4月(築33年)
  • 総階数:木造2階建て
  • 総戸数:10戸

この物件、実は2024年4月に運用終了したFunFund#1と同じ物件です。

分配原資は賃料収入

このファンドは、完全インカム型です。

つまり、運用終了の際には匿名組合名義から自社名義に振り替えるのみで、市場への売却は予定していません。

そのため、分配原資は運用期間中の賃料収入ということになります。

ファンド自体の安全性はかなり高い

本ファンドの劣後比率は約24%と安心できるレベルです。

優先出資額4千万円の分配には、

  • 40,000,000円 × 7.0% ÷ 12ヶ月 = 233,333円/月

が必要です。

つまり、毎月の賃料から経費を引いた金額が23万円以上であれば、投資家への分配に問題はないということになります。

本アパートは満室稼働であれば約53万円の賃料収入があるため、経費を引いても投資家への分配金は十分に賄えると思います。

ちなみに、現在は満室稼働中です。

そして、運用期間中に契約満了日を迎えるテナントはありません。

したがって、

  • 余程の出費が発生しない限り、元本もちろん分配金も問題なさそう
  • 6ヶ月という短期間では急な出費も考えにくい
  • 例え、入居者が急に退去して原状回復費が発生したとしても元本棄損はしない

という理由から、ファンド自体の安全性はかなり高いと思います。

1号ファンドと同じです

アカツキ
アカツキ

最後に

まとめます!

今回は、大家どっとこむ×FunFund6号について、業者が語らない現役サラリーマン投資家の視点で分析しました。

結論として、

  • 1号業者である株式会社フロンティアハウスの信頼性に問題はない
  • 完全インカム型で安全性はかなり高い
  • 利回りも7%と高め

であるため、かなりおすすめのファンドと評価しました。

あなたの投資判断の参考になったでしょうか。

大家どっとこむ×FunFund6号は、6/7まで抽選を受け付けています。
新規事業者で知名度もこれからですので、まだ会員登録が済んでいない方はこの機会に会員登録しておきましょう

大家どっとこむ

最後までお読みいただきありがとうございました

アカツキ
アカツキ
  • この記事を書いた人

アカツキ

はじめまして、普段はサラリーマンとして働いています。 20年以上の投資経験を経て不動産クラウドファンディングに出会い、『業者が書かない現役サラリーマン視点の解説』をコンセプトに本ブログを運営しています!

-このファンドは安全か?