この業者は信頼できる?

COZUCHIは怪しい?業者が書かない忖度なしの解説

(2024.6.6更新)

「COZUCHIに投資して大丈夫?」

「本当に儲かるの?」

と疑問に思っていませんか?

そこで、今回は現役サラリーマン投資家の経験を元にCOZUCHIについて解説をしました。

業者が書かない視点で忖度なく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

ガチで解説しています

アカツキ
アカツキ

本ページの内容は、個人の見解であって投資結果を保証するものではありません。
投資にあたっては自己責任で判断するようお願いいたします。

COZUCHIの概要

COZUCHI

最初に、COZUCHIのサービス概要はこちらです。

(2024年3月末時点)

サービス名COZUCHI
運営会社LAETORI株式会社
上場市場非上場
募集ファンド数94ファンド
募集額累計635億円
利回り想定:7.7%
実績:17.0%
運用期間(平均)想定:10.3ヶ月
実績:8.0ヶ月
劣後比率(平均)ほぼ0%
抽選倍率(平均)502%
振込手数料入金時:投資家負担
出金時:無料

【結論】COZUCHIはキャピタル型だが、かなりおすすめ

COZUCHI総合評価

  • 事業者の信頼性:★★★☆
  • ファンドの収益性:★★★★★
  • ファンドの安全性:★★★(素人判断はできない)
  • 投資のしやすさ:★★☆

2019年のサービス開始以来、運用ファンド94件、累計応募額1,943億、累計調達額635億を達成しています。

累計調達額は業界No.1で、不動産クラウドファンディングと言えば「COZUCHI」が筆頭格であることは間違いありません。

何と言ってもその魅力は、

  • 最大25%の配当ポリシー

でしょう。

COZUCHIが取り扱う不動産は

  • 土地の権利関係などが複雑な難易度の高い不動産であり、
  • 素人にその安全性を判断するのは無理

だと思います。

そのため、不動産運用のスキルを信じるかどうかという問題となってきますが、私は1号事業者であるTRAIDは不動産運用のプロとして信頼できるのではないかと思います。

COZUCHIは売却益を分配原資とするキャピタル型のサービスで、賃料収入を分配原資とするインカム型を投資主体とする私のポリシーとは一致していないのですが、私はおすすめします。

特に、フェーズ3など売却を伴うファンドがおすすめです

アカツキ
アカツキ

それでは、具体的に解説していきます。

事業者の信頼性:★★★★☆

事業者は信頼できる?

運営はCOZUCHI事業が主力の非上場企業

運営会社は「LAETORI株式会社」です。

1999年設立で、現在は「COZUCHI」を中核事業としています。

経営状況は経営体制を刷新して以降、順調

LAETORI株式会社の直近2期の経営状況は次の通りです。

2021年8月に現在の経営体制を刷新しサービス名をCOZUCHIにリニューアルして以降、業績は順調のようです。

決算期売上高
(百万円)
当期純利益
(百万円)
純資産
(百万円)
自己資本
比率
2022年6月期-2214112.9%
2023年6月期-31244348.5%

実際の不動産運用はほとんどTRAID

LAETORI株式会社が1号事業者として不動産を運用をしている割合は、2割もありません。

残りの8割強のファンドを1号事業者として運営しているのは全て「株式会社 TRIAD」です。

現在の代表取締役の武藤氏が、以前にTRIADに在籍していた縁でのスキームのようです。

COZUCHIの1号事業と2号事業のファンド数

「1号事業者」「2号事業者」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

1号事業者と2号事業者とは何か
不動産クラファンの1号事業者、2号事業者とは何か?

2024/5/8  

「1号事業者、2号事業者ってなに?」 「とにかく利回りが高いファンドに投資しておけばOK」 と思っていませんか? 今回は、不動産クラウドファンディングにおける1号事業者と2号事業者について解説しました ...

TRAIDの経営状況も順調

株式会社TRAIDは、2011年に設立された会社です。

過去には貸金事業や株式投資事業などを営んでいましたが、現在は不動産事業に専念しています。

不動産クラウドファンディング事業もその一つです。

自己資本がかなり心許ないですが、経営状況は順調のようです。

決算期売上高
(百万円)
当期純利益
(百万円)
純資産
(百万円)
自己資本
比率
2020年2月期4,165745246.0%
2021年2月期3,853535785.8%
2022年2月期5,2521186965.1%
2023年2月期12,7159881,6854.9%
2024年1月期24,3346632,3485.5%

ファンド運営の実績は文句なし

LAETORI株式会社は、2019年9月から不動産クラウドファンディングサービスを開始しています。

当初は、「WARASHIBE」というサービス名で運営していましたが、2021年9月に「COZUCHI」にリニューアルしています。

2024年3月末時点でのファンド運営実績は次の通りです。

引用元)COZUCHI公式サイト

これまで100近くのファンドを組成しており、75%ほど運用終了しています。

いずれも元本棄損はありません

年別のファンド数は次の通りで、月2件以上のペースでファンドを組成しています。

老舗の不動産クラウドファンディング事業者なだけあり、ファンド運営の実績は文句なしです。

事業者の信頼性は問題なし

まとめると、COZUCHIを運営する会社は、

  • 不動産クラウドファンディングが専業の会社
  • 経営状況は順調だが、スキームとしては2号事業者として集客がメイン
  • 1号事業者として不動産を運用しているのは、株式会社TRAID
  • 株式会社TRAIDの経営状況は順調
  • 100以上のファンド組成の実績があり元本棄損はない

ことから、事業者としての信頼性は全く問題ないと思います。

ファンドの収益性:★★★★★

どのくらい儲かるの??

利回りは上振れの期待値が高い

利回りは、2023年以降のファンドで平均6%程度で、目を引くほどではありません。

COZUCHIの利回り推移

ただ、COZUCHIは独自の配当ポリシーを採用しており、「キャピタルゲイン(売却利益)の25%を上限として配当される」可能性があります。

実際に、2024年4月末時点で運用終了した74ファンドの内、34ファンドで想定利回りを上回る配当で償還されています。

中には、33.0%や41.5%など、25%を超えたファンドもあります。

投資家には嬉しい配当ポリシーです

アカツキ
アカツキ

ファンドの安全性:★★★☆☆(素人判断はできない)

このファンドは安全か?

劣後比率は実質0%

優先劣後方式は実質的に採用していないのが、COZUCHIの特徴です。

純粋な物件運用での勝負となります

アカツキ
アカツキ

運用方針はほぼキャピタル

COZUHIは、

  • 短期運用型(3ヶ月~7年)
  • 中長期運用型(10年)

の2つに分けてファンド運営を行っています。

  • 短期運用型は、分配原資が売却益のキャピタル型
  • 中長期運用型は、分配原資が賃料収入のインカム型

です。

現時点で、中期運用型は3件のみで、ほとんどが短期運用型です。

そのため、COZUCHIはキャピタル型に特化したサービスとみなして良いと思います。

COZUCHIは難しい不動産運用が得意

COZUCHIは土地の権利関係が複雑な物件など通常では運用が難しい不動産の運用を得意としている点が特徴です。

つまり、金融機関が簡単には融資しないような不動産を対象として、資金調達しています。

正に、不動産クラウドファンディングで運用すべき不動産事業の形であるとも言えます

このような市場の流動性の低く難易度の高い不動産を取得し、その問題を解決した上で市場に売却できるのは、COZUCHI(正確にはTRAID)が不動産事業のプロだからこそだと思います。

素人にはできない・・・

アカツキ
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安全性は素人では判断できない

まとめると、COZUCHIは、

  • キャピタル型のサービス
  • 金融機関が融資しないような難しい不動産運用を対象
  • 不動産事業のプロだからこそできる運用

であるため、ファンドの安全性の判断は素人では判断できない、と思います。

そのため、いかに1号事業者の不動産の運用能力を信じるかが判断材料になると思います。

運営会社のLAETORIではなく、1号事業者のTRAIDの能力がカギです

アカツキ
アカツキ

投資のしやすさ:★★☆☆☆

投資はしやすい?

募集形式は抽選が大半

4分の3以上が抽選式です。

COZUCHIの募集形式

募集額は業界No.1

累計調達額637億円と業界No.1のCOZUCHIですが、一つ一つのファンド規模も非常に大きいです。

2023年以降の平均募集額は、なんと13億円です。

最高募集額に至っては、110億円と群を抜いた規模です。

COZUCHIの募集額

個人では買えない不動産に投資できるところは、まさにクラファンの醍醐味ですね

アカツキ
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抽選倍率は高め

抽選倍率は、平均500%と割と高めです。

募集金額の大きさを考えると、この倍率の高さからも異常な人気ぶりが分かります。

COZUCCHIの抽選倍率

簡単には投資できない

まとめると、COZUCHIは、

  • 募集額がかなり大規模
  • それでも抽選倍率は平均500%ぐらい

と、超人気サービスが故に簡単には投資できないサービスです。

人気サービスの証です

アカツキ
アカツキ

私のCOZUCHI投資実績

5戦中、2勝3敗です。

ファンド名投資申込額抽選倍率抽選結果投資額運用
ステータス
横浜 元町・中華街 プロジェクト10万円99%当選10万円運用終了
代々木公園プロジェクト10万円472%落選
渋谷区道玄坂プロジェクト10万円先着式
自由が丘 一棟ビル10万円253%落選
港区南麻布プロジェクト ビル2棟 土地10万円先着式当選10万円運用中

今後の運用実績もみながら慎重に行きます

アカツキ
アカツキ

最後に

まとめます!

今回はCOZUCHIについて、業者が書かない現役サラリーマン投資家の視点で解説しました。

私の投資ポリシーとは違いますがおすすめできるサービスです。

「COZUCHIに投資してみようかな?」

と思った人は、損はないのでとりあえず投資家登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

COZUCHI

他にも不動産クラウドファンディング事業者の解説をしています。
今回と同じように事業者が書かない視点で忖度なく解説していますので、ページ下の関連記事も参考にして下さい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました

アカツキ
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  • この記事を書いた人

アカツキ

はじめまして、普段はサラリーマンとして働いています。 20年以上の投資経験を経て不動産クラウドファンディングに出会い、『業者が書かない現役サラリーマン視点の解説』をコンセプトに本ブログを運営しています!

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