T's Fundingの手数料と入金・返金のコスト、無料条件と注意点を整理した青白のアイキャッチ

この業者は信頼できる?

T's Fundingの手数料はいくら?入金・返金・運用コストを公式情報で整理【2026年版】

「T's Fundingは手数料無料で使えるのか」「分配金を受け取るとき、いくら差し引かれるのか」。投資前には、利回りだけでなく、資金を入れてから受け取るまでの費用も把握しておきたいところです。

結論からいうと、会員登録の費用、銀行振込の費用、ファンド内部の費用、持分を売る費用は別々に確認する必要があります。 公式FAQでは返金時143円とGMOあおぞらネット銀行の無料条件が案内されていますが、個別ファンドには145円という記載もあります。「全部無料」「どの案件でも同じ金額」とは読み替えないでください。

この記事では、2026年10月1日に確認した公式情報を基に、費用の種類と確認する順番を整理します。掲載するファンドは記載内容の例であり、現在の新規募集を紹介するものではありません。実際の投資や入出金を行った体験談ではなく、公開情報を基にした解説です。

本ページの内容は、個人の見解であって投資結果を保証するものではありません。不動産クラウドファンディングは元本保証ではなく、元本割れや償還遅延のリスクがあります。投資にあたっては、必ず公式情報と契約成立前交付書面を確認し、ご自身の責任で判断してください。

まずは費用を5つに分けて確認する

T's Funding公式ホームでは、会員登録・維持費用はかからないと案内されています。ただし、会員として登録していることと、個別のファンドに出資してお金を動かすことは別です。登録料の説明だけを見て、投資の全工程に費用がないとは判断できません。

費用の区分最初に確認すること
会員登録・維持会員費の有無と、個別案件の申込費用を区別する
入金振込元銀行の料金、無料条件、今回の指定口座
返金・分配の受取登録した受取銀行、対象案件の費用表、適用時期
ファンドの運用収支試算に含まれる支出と分配原資
持分の売却譲渡の方法、手数料、成立条件

このように分けると、どの費用を自分で減らせる可能性があり、どの費用は案件の条件として受け止める必要があるのか、確認する場所が整理できます。「手数料」という一つの項目にまとめず、発生する場面と負担者をメモしておきましょう。

事業者全体の特徴も確認したい場合は、以下の総合記事と併せて読むと整理しやすくなります。過去の実績や募集条件は更新時点が異なるため、今回申し込む案件の条件は公式書面で確認してください。

T’s Fundingは怪しい?評判とリスクを現役会社員目線で解説【2026年更新】

2026/7/25    

T’s Fundingは、沖縄不動産に投資できる不動産クラウドファンディングサービスです。 沖縄県で不動産事業を行うタマキホーム株式会社が運営しており、公式FAQでも「タマキホーム株式会社」が不動産特 ...

入金時は振込元銀行と今回の振込先を確認する

公式の利用ガイドでは、出資金の振込手数料は利用者負担と案内されています。口座は利用者ごと・ファンドごとに用意されるため、以前の投資で使った振込先をそのまま使う前提にはできません。

確認する順番は、今回の入金先、画面に表示された入金金額、期限、振込元銀行の手数料です。これは記事としての整理順であり、公式画面の全操作を実際に試した手順ではありません。

入金する銀行と返金を受け取る銀行は分けて考える

FAQにはGMOあおぞらネット銀行を利用する場合の無料案内があります。一方で、返金用口座の登録先と、実際に送金する銀行は同じとは限りません。受取口座を変更しただけで、別の銀行からの入金手数料まで無料になるとは考えないことが大切です。

送金する銀行の最終確認画面で、送金額と手数料を別々に確認してから手続きを進めましょう。手数料を出資金額から自分の判断で差し引いたり、過去の記憶だけで入金金額を決めたりしないようにします。振込無料回数がある場合も、その回の取引に適用されるかは振込元の条件次第です。

なお、複数案件への入金を一つの振込にまとめてよいかは、別の確認事項です。手数料を減らしたいからという理由で、案件ごとの指定を変更しないでください。

返金手数料143円は「すべての案件共通」と断定しない

公式FAQは、GMOあおぞらネット銀行以外への返金時に143円、同行利用時には無料と案内しています。T-38号ファンド詳細にも、運用終了時の元金・配当金の振込に143円、返金用口座が同行なら無料という説明があります。

一方、MN-1号ファンド詳細では、同様の返金時の説明に145円と記載されています。こちらにも同行への返金は無料という条件がありますが、金額の記載は一致していません。

この違いが改定時期、個別条件、表記の更新状況のどれによるものかは、確認した公開情報だけでは確定できません。本記事でどちらかを誤りと決めつけたり、全案件を143円へ統一したりはしません。

確認すべきなのは「自分の対象案件で適用される額」

FAQで概要をつかんだ後に、対象ファンドの詳細・契約成立前交付書面・最新の事業者案内を照合するのが確認の基本です。表示が食い違う場合は、金額とページ名を示して事業者へ問い合わせてください。

また、銀行への返金と、出資持分を途中で売って現金化することは別の手続きです。返金手数料の額だけを見て、希望する日に出資金全額を自由に引き出せる仕組みだとは受け取らないようにしましょう。

返金用口座の変更は反映時期まで確認する

公式の銀行口座に関する解説では、マイページの会員情報変更から口座情報を変更する案内があります。ただし、変更から1か月以内の元金・配当金の振込は、変更前の口座へ行われる場合があるとされています。

ここで大切なのは、登録情報を変更した日時と、次回の振込先が切り替わる日時を同一視しないことです。分配日が近いときは、変更操作が終わっただけで確認を終えず、どちらの口座へ入る予定なのかを把握しておきましょう。

同じ公式解説には、口座情報の誤入力が振込や組戻しの追加費用につながる可能性も示されています。追加費用の一律金額はここでは確認できないため、具体額を推測せず、銀行名・支店・口座種別・口座番号・名義の対応を再確認することが先です。

口座を変えた日、変更前後の銀行、次回の受取予定日を一つのメモに残しておくと、入金を探す先や問い合わせ内容を整理できます。手数料の節約だけでなく、受取口座の取り違えを避けるための確認です。

会員費無料と個別ファンドの申込費用は別

MN-1号の公開詳細には、申込あたり5,500円の手数料が記載されています。同ページは任意組合型の個別案件で、オンライン公募を行っていないという説明もあります。この金額を一般的な会員登録料として紹介したり、T's Fundingのすべての案件に加算したりするのは適切ではありません。

比較したいのは、会員になるための費用なのか、その案件へ参加する際の費用なのかという区別です。申込手数料という項目がある場合は、金額だけでなく「1申込あたり」「1口あたり」などの単位も見ます。単位が分からないまま投資口数を掛けて計算しないでください。

今後検討する案件については、今回紹介した例の有無をそのまま引き継がず、その案件の費用欄を一から確認しましょう。記載されていない項目を、自動的に0円として合計へ入れないことも重要です。

運用コストは振込手数料とは別の場所に表れる

T-38号の公式ページには、想定収支の支出としてPMフィー、AMフィー、修繕に関する積立金などが並び、収入から支出を差し引いた分配原資が示されています。振込時に自分の銀行口座から支払う費用だけが、投資に関係するコストではないということです。

ただし、支出欄に載っているからといって、その金額を投資家一人ずつが別途振り込む費用と読み替えることもできません。ファンド全体の収支と、自分の入出金を二つに分けて読む必要があります。

収支試算を読むときの整理ポイント

まず、収入と支出の対象期間を合わせます。次に、ファンド全体の金額と自分の出資分の金額を区別します。そのうえで、すでに支出として反映された項目を、自分の想定受取額から重ねて差し引いていないか確認します。

公式ページも、掲載金額は組成時点のシミュレーションであり、実際の運用金額を保証するものではないと説明しています。費用表を読めたことと、将来の手取り額が確定したことは別です。 収支が計画と変わった場合の扱いは、対象案件の書面で確認してください。

費用以外の条件も含めて判断項目を整理したい場合は、以下の記事が補助になります。

不動産クラウドファンディングで投資すべきかの判断基準|現役投資家が見る7つのポイント

2026/5/17    

不動産クラウドファンディングについて調べていると、 不動産クラウドファンディングでは、毎月のように新しいファンドが募集されます。 想定利回りが高い案件。駅近の物件。有名業者の案件。売買契約締結済みと書 ...

持分の売却手数料を通常の返金費用と混同しない

公式FAQの「無期限型ファンド・持分売買」の説明では、自分で譲渡先を見つけた場合は3,300円(税込)、事業者がオンライン上などで仲介して相手を見つけた場合は譲渡価格の3.3%(税込)という案内があります。

これは持分を譲渡する際の費用です。通常の返金時の銀行手数料と同じ欄にまとめたり、全てのファンドを途中で同条件で換金できるという意味に広げたりしないでください。対象ファンドで利用できる手続きと費用は、個別の案内で確認します。

たとえば、仮に譲渡価格10万円へ3.3%を適用する計算なら3,300円です。ここでいう10万円は計算を説明するための仮定であり、購入額と同じ価格で売れるという予測ではありません。売却価格が違えば、定率の手数料も変わります。

FAQは買い手の申込と入金によって売買が成立すると説明しています。売却の注文を出すこと、相手が見つかること、資金を受け取ることを同時の出来事と考えず、手数料の安さだけで資金を必要な日に戻せると判断しないようにしましょう。本記事では契約解除の権利や法的な適用条件の判断は扱いません。

金額と回数を分けて、自分用の費用メモを作る

費用を比較する際は、1回の金額と、何回その費用がかかる想定なのかを別の欄にすると整理できます。以下は143円という額を使った単純な計算例で、実際の請求回数や分配スケジュールを示す表ではありません。

仮の条件費用の合計仮の出資額10万円に対する割合
143円が1回かかる143円0.143%
143円が2回かかる286円0.286%

この割合は出資額に対する費用比率で、年利や利回りの低下幅ではありません。期間、実際の受取額、税金、そのほかの費用を含めた計算ではないため、上記だけで最終的な収益は分かりません。手数料が発生する回数自体も、対象案件の条件を調べてから記入する必要があります。

ここで行いたいのは、費用を小さく見せるための計算ではなく、認識していなかった支出を見つけることです。割合を下げるために出資額を増やすと、投資にさらす金額も増えます。生活費や近く使う予定の資金まで投資へ回す理由にはしないでください。

投資へ回す金額の整理は、費用比較とは分けて考えましょう。

会社員の不動産クラウドファンディングは「投資枠」で考える|現役投資家の使い分け

2026/5/17    

不動産クラウドファンディングについて調べていると、 「おすすめサービス〇選」「高利回りランキング」「この業者は怪しい?」 といった記事がたくさん出てきます。 私自身も、最初は同じように、 「どの業者が ...

投資前に確認しておきたいチェックリスト

最後に、申込前のメモとして使える確認項目をまとめます。以下は当ブログの整理例であり、T's Fundingの入力必須項目や審査基準を示すものではありません。

  • 対象ファンドの名称と、参照した書面・ページの確認日を残したか
  • 会員費と、その案件の申込費用を区別したか
  • 入金元の銀行で今回適用される振込料金を確認したか
  • 過去の振込先ではなく、今回の指定口座と入金金額を確認したか
  • 返金用の登録銀行と、対象案件の返金手数料を照合したか
  • 口座変更をした場合、次回振込への反映時期を確認したか
  • ファンド収支内の費用と、自分の支払う費用を二重計上していないか
  • 途中売却を想定する場合、対象手続き・成立条件・費用を確認したか

金額が一致しないときは、「対象は何号か」「どのページにいくらと書かれているか」「入金・分配・償還・譲渡のどの場面か」を整理して問い合わせると、疑問点を具体化できます。問い合わせ先への質問例は「この案件の返金手数料について、FAQと詳細ページで金額が異なるため、適用額と条件を教えてください」です。

説明が揃うまでは不明額を0円に置き換えて比較を完成させないでください。費用だけでなく運用期間や対象不動産のリスクに納得できない場合は、申込を急がず条件を整理することが先です。

不動産クラウドファンディングで投資してはいけないNG案件の特徴|現役投資家が見送るポイント

2026/5/17    

不動産クラウドファンディングでは、毎月のように新しいファンドが募集されます。 利回り10%以上。売買契約締結済み。マスターリース付き。人気エリア。高い劣後比率。 こうした言葉を見ると、一見すると魅力的 ...

まとめ:無料条件より先に、費用の適用範囲をそろえる

T's Fundingのコストを確認するときは、会員登録、銀行振込、個別の申込、ファンド収支、持分売却を分けると見落としを減らせます。同じ手数料という言葉でも、金額の単位や発生する時点は同じではありません。

返金費用には143円と145円の公式記載差があるため、最新FAQだけで個別条件を決めず、対象案件の書面と事業者案内を確認してください。GMOあおぞらネット銀行の無料案内も、入金に使う銀行・返金口座・変更の反映時期を分けて読む必要があります。

費用の額、発生する条件、回数、確認日を同じメモに残し、不明点を解消してから検討する。 手数料が小さいことは、投資元本や分配金の保証ではありません。コストを把握したうえで、資金を置く期間とリスクも別に確認しましょう。

  • この記事を書いた人

ミナト|不動産クラファン投資家

はじめまして、普段は会社員として働いています。 20年以上の投資経験を経て不動産クラウドファンディングに出会い、『業者が書かない現役会社員視点の解説』をコンセプトに本ブログを運営しています。

-この業者は信頼できる?
-